三井不動産「BASE Q」光村圭一郎さん「新規事業担当のビジネスパーソン。出会いに必要なコミュニケーションって何だろう?」という問いに、miitが応えました!?

三井不動産「BASE Q」光村圭一郎さん「新規事業担当のビジネスパーソン。出会いに必要なコミュニケーションって何だろう?」という問いに、miitが応えました!?

三井不動産が運営するインキュベーション施設「BASE Q」責任者の光村圭一郎さんと、そのお仲間の皆さんが、「miit(ミート)」トライアルセッションに遊びに来てくださいました!その様子をレポートします。

セッションに至るまでのお話

新規事業を担当する方は、常日頃からアンテナを立てて、積極的に出会いの場に顔をだしたり、紹介を受ける機会も多いですよね。そんな時の自己紹介で必要なコミュニケーションというのは一体どのようなものでしょうか?

三井不動産が運営するインキュベーション施設「BASE Q」責任者光村圭一郎さんは、仕事の特性もあり日々多くの人と出会いますが、「今後も関係を続けていきたいと思う人」「残念ながらその場限りで終わってしまいそうだなと思う人」が存在すると言います。

光村さんは、新規事業や協業を目的とした出会いの場において、いかに相手に自分のことを印象付けるかは、価値観を知ってもらう、ひいてはお互いに一歩踏み込んだ会話ができるか(光村さん流に言うと、差し障りのある会話ができるか)どうかが大切ではないかと考え、三井不動産創立80周年記念事業「未来特区プロジェクト」では「コミュニケーション 」をテーマにしたプロジェクトを始動されています。

そんな様子を拝見し、その役割を、弊社「写真心理学を用いた、miit(ミート)セッション」を用いるとどうなるか体験されませんか?とお誘いし、トライアルセッションに遊びに来ていただきました。

参加メンバーと、各人の写真ライフ

miitトライアルセッションにご参加いただいたのは、光村さんと、光村さんが常日頃から信頼し、交流されている社内外の3名です。

光村圭一郎さん

現在、三井不動産「BASE Q」責任者。大企業の新規事業創造のインキュベーション施設とアクセラレータープログラム運営を行う。写真は、前職の講談社にて「雑誌」を取り扱う中で触れていた経験が大きい。

上窪洋平さん

現在、三井不動産 31ventures にてベンチャー投資を行う。ミュージシャン>会計士>NYで主夫(奥様の海外赴任に同行)という異色の経歴の持ち主。普段は、子どもを撮る機会が多い。

長島由晃さん

現在、EY ストラテジー・アンド・コンサルティング株式会社にて企業・組織のDXや新規事業開発の支援、セキュリティ強化など攻めと守り両輪のコンサルティングを行う。「BASE Q」立ち上げ当初より、プロジェクトに携わっている。写真が好きで、一眼レフも使いこなし、特に人物を撮影するのが好き。最近はiPhoneで撮影する機会が増えた。

真浦玲さん

現在、Beatrust株式会社にて、組織内協業のための検索プラットフォームサービスを手掛ける。組織開発への興味関心も高く、社内ではLiberoという役割を担って、グロース領域を中心に事業推進の一翼を担う。また動物写真家という一面も。

 

4名のうち、光村さんは全員と面識があります。

長島さん、真浦さんは、既知。上窪さんは、光村さん以外とは面識がない状態でのスタートでした。

新規事業・新サービス・組織開発に、常日頃から興味関心の高い方たちへのmiit提供。一体、どの様に受け入れられるでしょうか?(ドキドキ。)

 

セッションの様子

miitのトライアルセッションは、「心が震えた瞬間」というテーマで行っています。
直近1年以内に撮影した写真の中から、テーマに沿った3枚をピックアップしてもらい、事前に提出してもらいます。

miitでは、20種類ほど写真投稿テーマを用意しておりますが、「心が震えた瞬間」は、個人の価値観や多様性認知に適したテーマで、職種やパーソナリティ、普段の写真撮影の頻度に関わらず、写真を選びやすいという良さがあります。

当日は、写真3枚を画面シェアしながら、撮影時のエピソードを語ってもらい、写真心理学診断をお伝えします。

いつものことですが、スタート時は空気がかたく、みんなが「一体何が行われるんだろう・・・?」「どうなるんだろう・・・?」と見守る中でのスタートとなりました。

 

写真と、写真心理学診断の一部をご紹介

長島由晃さん

■ 写真心理学で、特に際立っている特徴

#デザイン #コミュニティ  #俯瞰 #集中

■レビュー:

被写体には、どれも「人」が写っているのが特徴。ただし、極限まで引いた俯瞰構図や、表情をクローズアップした写真など、切り取り方のバリエーションが豊富で、多様な視点・視野・視座を行ったり来たりできる方。

 

光村圭一郎さん

■ 写真心理学で、特に際立っている特徴

#アナリティクス #デザイン #ナラティブ

■レビュー:

デザイン性が高く、3枚とも「手前・真ん中・奥」という画面構成になっている。場面の背景を的確に伝えながら、極限まで「寄り」の構図というのも特徴的。独自の価値観を伝える力が強い。

 

真浦玲さん

■ 写真心理学で、特に際立っている特徴

#フィーリング #ナラティブ #コミュニティ

■レビュー:

3枚とも、主題が画面の真ん中に配置されている構図。感性が豊かで、撮影する際のストーリー理解や自分ならではの意味づけが強い。また、3枚とも人や動物が写っている。

 

上窪洋平さん

■ 写真心理学で、特に際立っている特徴

#スピリチュアル #インサイド #集中

■レビュー:

内発的動機やスピリチュアルな感性が強く、シャッターチャンスが訪れた時に、素直にシャッターを押せる方。興味関心にまっすぐ向かっていき、画面いっぱいに対象物を写す視野も特徴的。

セッションの様子

写真心理学の結果をお伝えした後は、各人から感想や質問のいただき、対話を深めていきます。

「写真を撮るテクニックとも言えるし、多様な視点を持ってる方なんだなーと思いました。」

「これ撮るとき、背景は意識してたんですか?」

「私が子どもの写真を撮るときは、笑顔や目線のあった写真を撮るのですが、全然違うアプローチで不思議な感じがします」

「このシーンを撮ろうと思うことが、まず、素敵だなーと思いました。ちょっとズレてるのがいいですよね笑 」

「すごい、アーティスティックな方なんだなーと思いました。狙ってないかんじの写真ですごい好きです。」

「事象というよりもそれを撮ったときの本人の感覚を感じます。素直な感じが。」

・・・皆さん、3枚の写真の選び方、例えば同じ被写体(料理や子どもさんの写真)でも、その撮り方の違い、写真から受ける印象などを自由にお話いただき、「その人らしさ」を深めていただく時間となりました。

 

 

セッション後の感想と、Before After診断結果

具体的に、「miit」での体験についてどの様な感想を持っていただいたでしょうか?

【メンバーに対する気づき】

・仕事以外の趣味や生活、その背景にある個人の「こだわり」のようなものが見えた

深層心理で考えていることや、物事を進める上で大事にしてることを知ることができた

・お仕事をさせていただいているパブリックの側面以外のプライベートな部分について切り取っていただけたことで、その人の人となりや温かさのようなものが分かりました

【写真心理学に対する気づきや感想】

・みなさんの解釈が多様で、自分のこだわりを客観視してもらえた感覚は面白かった

・自分自身がそこまで注視していなかった、自分の深層心理を見ることができて、ポジティブな気持ちになれた

・自分で感じていたことや得意だと思っていたことが、たった3枚の写真から他者評価によって出てきたことが驚きだった

【Before After診断結果】

■個人の創造性 : Before 3.7 → 3.9点
■参加者の関係性: Before 3.2 → 3.9点

 

セッション後は、質疑応答のお時間を設けさせていただき、写真心理学をどういうロジックで構成しているかなどをお話させていただき、一定のご理解をいただくことができました。

また、実際にチーミングの現場で導入する際の、サービス形態アイデアや、写真心理学診断の伝え方など、具体的な改善アイデアなどもいただき、弊社としてもありがたい時間となりました。この場を借りて感謝申し上げます。

 

 

おわりに

大企業における「新規事業」という領域は、難しいものだなといつも感じています。
「既存事業のアセットを活かしながら、新しい領域を生み出す」口で言うは易し、行うは難しです。

0→1の領域は、正解・不正解が見えづらく、仮説が間違うことも日常茶飯事の中、多くの方の理解や承認を得て、なんとか「1」を形づくっていく作業だからです。

そんな中、イントレプレナーシップや、アイデアの種探しでは、「内発的動機が大切だ」ということが当たり前のように言われるようになっていますね。

今回の「印象的な出会いになるコミュニケーション」というお題の中でも、ひょっとしたらこの「内発的動機」というのが一つの解になるのではないでしょうか。

新しいもの、思わず「え、なになに?」と振り向きたくなるようなものとは、この極めて「個人的」で「パーソナライズ」された感性の話ではないかと感じるからです。

どんなことに、個人的にドキっとしたり、目を奪われたり、琴線に触れたりするのか。
それが非公式なもの(背負っている企業の肩書やこれまでの文脈)と遠くなればなるほど、「当たり障りのある話題」となるのかもしれません。

一方で、それが新規事業のタネとなり、芽を出すには、社会性や既存事業との掛け算や、これまでの繋がりや文脈が大切で、それには、所属している企業や部署などが強みを発揮します。

新規事業に限らず、社会生活というのは既存で既知の領域と、極めてパーソナルな感性の領域を行ったり来たりしながら行われているものだと言えます。

・・・というわけで、色々な場面で、再現性高く写真心理学を使っていただける形を模索しながら、また、皆さんにお目にかかれる日を楽しみにしていようと思います!

改めまして、トライアルセッションへのご参加、ありがとうございました!