2011 / 9 / 1

30歳 ♯自称「ふつうの人生」~独身男性編

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【生年月日】
1980年12月30日 30歳
【出身地】
青森県八戸市
【現在地】
東京都板橋区
【職業】
SE(システムエンジニア)
【青森から山梨へ。】
大学受験の際に、どうせ家を出るなら誰も知らない土地へ行ってみたいなと思い、東京の隣の山梨大学へ進学しました。
二十歳の時、バイトの冷凍庫での作業や夏バテで体調を崩してしまい「自律神経失調症」と診断されました。とにかくしんどくて、ず~っと寝込んでて。「人って、ひとりでは生きていけないなぁ。」とか「このまま死んだら後悔がたくさん残るなぁ。」って考えたことを覚えてます。
で、そのまま大学4年生になって、就職活動をせずに、麻雀したり、飲んだりして過ごしてました(笑)。
ちょうど体調が悪い時に企業でのインターンを経験したんだけど、紹介してくれた人の態度や会社の環境から、「企業って人を大切にするような場所じゃないんだなぁ~」と感じたことも大きかったかもしれません。
実家が自営業をやっていたので、そこを手伝えばいいかと卒業後一度帰ったのですが、在学時に付き合い始めた彼女が山梨に住んでいたので、遠距離恋愛を回避するために山梨へ戻って来ました(笑)。まぁその頃には体調も良くなっていたし。友達の家に居候しながらバイト三昧の生活で。彼女は実家暮らしで銀行へ就職しててお金があったけど、自分はお金がなくて。彼女に「結婚するのにいくらかかるか知ってる?300万円かかるんだよ。」と言われ、そんな経験を通して「お金って大事だな」って初めて思ったかな。で、こんなにバイト頑張ってるなら就職しようと、ハローワークへ行き、紹介してもらった最初の会社へ就職しました。それがたまたまIT系の会社でソフトウェアの開発だったんですよね。
平日は仕事をして、貯金をして、週末は彼女と居れたらそれで幸せな毎日でした。
【山梨から東京へ。】
そうこうしてると、彼女が東京へ転勤になって遠距離恋愛になってしまい「東京の職場に好きな人が出来た」と言われ別れました。ちょうど結婚資金300万が貯まった頃だったからショックだったけど、仕方ないし。そこから得た教訓は「好きな人が出来たら、いつでも結婚出来るように準備しておこう」です(笑)。
4年くらい付き合ってたんですが、彼女と別れて一番辛かったのが、土日がとにかく暇になったこと。そのうち、自分の会社も東京支店での増員があって、とにかく環境を変えたくて、東京へ出て来ました。26歳だったかな。

東京には大学同期の仲良しがいて、彼から「ダンスの発表会に出るから見に来て」と誘われ、そこですごく感動して。彼はもともとダンスを踊るような奴じゃなかったのに「ステージに立ってて、すごいなぁ」って。それがキッカケで自分もダンスを始めました。平日は仕事、土日はダンスという生活です。発表会は3年連続で出て、最後の年は37枚のチケットノルマを全てさばきましたね。
チケットノルマは多く東京に友達が居なかったので、合コンや飲み会を多数企画して、友達を作り、関係を深めて、発表会に来てもらうってことを繰り返してたんです。でも、だんだん友達にチケットを売り付けているような気分になって「そもそも自分はステージで踊りたいのか?」と疑問になってきて。踊るのは楽しいけど、楽しく踊るだけだったらサークルでもいいんじゃないかなぁ~と思い、今年の夏からはダンスサークルを始めました。

今は、ダンスも踊るし、ただ興味のあることをやって行きたいと思います。

今年の春、友達の自主公演に出演したのですが、結果的に“友達の夢を手伝う”形で参加したことが大きな財産となりました。自分は「アレしたい、コレしたい」ってのがあんまりないタイプの人間なので、夢を持ってる人を見ると「いいな。」と思います。そして、そういう人を応援する側でい~んじゃないかなと思ってます。

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●Y取材者コメント
「自分は普通だから、話すことなんて何もない。」と言っていた彼、いざ取材を始めると、かなり熱く語ってくれて嬉しかったです。